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性行為感染症(性病)の基礎知識

1948年に施行された「性病予防法」によると、
その当時、性病と定義された疾患は、
(1)梅毒
(2)淋病
(3)軟性下疳
(4)ソケイリンパ肉芽腫症
の4つでありました。
時はめぐり、1999年に施行された「感染症新法」によれば、
1~4類に分類された感染症の中から、
4類感染症の全数把握対象疾患として、(2003年からは5類となりました)
(1)AIDS 
(2)梅毒
同じく4類の定点把握対象疾患として、(2003年からは5類となりました)
(1)性器クラミジア感染症 
(2)性器ヘルペスウィルス感染症
(3)尖圭コンジローム
(4)淋菌感染症
と、大きく様変わりしています。

対象疾患が変わったということは、実際に流行している疾患も違うし、
病因論的にも、治療学的にも、また、予防学的にも、
以前とはちがうアプローチをしなければならないことを意味しています。

また、日本性感染症学会では2004年度のガイドラインで、
上記の6疾患に加えて、
(1)性器カンジダ症
(2)膣トリコモナス症
(3)ケジラミ症
(4)細菌性膣症
(5)非クラミジア性非淋菌性尿道炎
(6)性器伝染性軟属腫
(7)軟性下疳
(8)ウィルス性肝炎(A型・B型・C型・G型)
(9)赤痢アメーバ
以上9疾患を加え、計15疾患を対象疾患としてとらえています。
つまり、我々をとりまく性感染症は、現代では多岐にわたっており、
全体像がよりとらえにくくなってるといえるでしょう。



投稿者 すみとしクリニック :2006年7月27日

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コメント (3)

akemi :

こんにちは

わたしは、10年前クラミジアに感染し、治療しました。治療を終えて、もう大丈夫だといわれました。
最近、膣の横に、できものができました。押さえると、痛みを感じます。3年間同じ彼氏がおり、彼と付き合ってすぐ、性病検査受けたのですが、このできものは、ソケイリンパ肉芽腫とは、違いますよね?
質問の、返答お待ちしてます。

ツインタワーすみとしクリニック :

ソケイリンパ肉芽腫は、クラミジア治療がきちんと行われていれば、
後になってから続発してくる疾患ではありません。

むかしと違ってクラミジアの治療は、クラミジアというターゲットを
見据えてから攻撃できるようになってきました。
よって、ソケイリンパ肉芽腫の発生も現在は著しく低下したのだと思います。

一般的に外陰部にできたそのようなできものは、
毛孔あるいは皮脂腺の開口部から皮膚に進入した雑菌によって
起こったものだと思われます。

Anonymous :

はじめまして。お恥ずかしい話ですが、危険行為(風俗店での性器同士が触れる行為)を12月上旬にしてしまい、それ以降性感染症の恐怖におびえて生きているとますです。不 安を払拭するには当然検査が一番であると思い、危険な行為の5日後にクラミジアと淋菌の検査、30日後にB/C型肝炎、梅毒、そしてCF法によるヘルペス抗体の検査を受け ました。いずれの検査も陰性(ヘルペスに関しては4倍未満という結果)をいただきました。その後、不安をぬぐいきれず、ほかのクリニックで48日後に再度、B/C型肝炎、 梅毒、そしてCF法によるヘルペス抗体の検査、そしてHIVの抗原抗体スクリーニングを受けました。ここでもすべて陰性という結果をいただきました。ネットを見てみると、 CF法という検査法はかなり否定的な意見が多く、いうならば役に立たないという意見をおおく見受けました。そのような意味のない検査をなぜ多くのクリニックは採用している のかさっぱりわかりませんが、そのような意見はまったく無視できないと思い、結果が陰性だったにもかかわらず悩みは消えません。この結果をどう判断すべきでしょうか?

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