HOME > トピックス > 産婦人科 > カンジダでしょうか?

カンジダでしょうか?

7月の中旬頃より、膣や外陰部の痒みを訴えて
来院される患者さんが増えています。

そういった患者さんは大抵、
「カンジダになってしまいました。」
ということをおっしゃいますが、
果たして本当にそうなのでしょうか?

季節柄、カンジダなどの真菌(カビ)が増えることは、
何ら不思議はないのですが、
実際に患者さんの膣分泌物を培養してみると、
検出される細菌は、決してカンジダばかりではないのです。

では、実際に培養された菌種のランキングを示します。

1位 大腸菌
2位 腸球菌
3位 B群連鎖球菌
4位 膣桿菌
5位 カンジダ

なんと、カンジダは実は5位だったんですね。

ということで、この季節の女性性器の痒みの原因は、
カビよりもむしろ、一般細菌のほうが主役だったのです。

考えてみれば、カビが生えるなら、細菌だって繁殖しますよね。




投稿者 すみとしクリニック :2006年7月27日

関連キーワード :
■ トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://rijinkai.chicappa.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/59

コメント (1)

悩み人 :

とても参考になりました!

自分も夏以降、性器周りに違和感があり
婦人科へ行っても軟膏を出されるだけで
一向に良くならず、お医者さんも「原因はひとそれぞれ」
と言ってあまり親身になってくれませんでした

検査結果が出るまで時間がかかったのですが、
それまで抗癌剤といわれるものを投与され
検査結果で「B群連鎖球菌による膣炎」と言われて
抗生物質を出されました

でも、このときも「B群連鎖球菌って言っても
何の事かわからないでしょ。」といわれ、ちょっと不信感…

結局、最初に気付いた性器周りの違和感とは
この菌は関係ないと言われるし、抗癌剤なんて
必要あったのかかさっぱり分かりません

このサイトを見たおかげでちょっと安心しました
こちらは信頼できる病院だなと思いました

それにしても最近膣炎が増えているのはなぜなんでしょう…
婦人科はいつも同じような症状の方で混雑しています

長文失礼致しました

コメントを投稿